サニングロックス

3匹はリヴァー族の縄張りが見えるサニングロックスへとたどり着いた

 

 

 

ここは、昔からリヴァー族と縄張り争いをしてる場所だ。

 

ダプルポーはリヴァー族のにおいがしないかにおいをかいだがサンダー族のにおいしかしなかった。

 

 

 

 そのときやっとこスカイポーが息を切らしながらやってきた。

 

「ブラワーデイル・ドーニーズボッヅ・・・・ひどいでず。」

 

と言い、その場にすわりこんだ。

 

「おまえが言うことをちゃんと聞かないから少しいじわるをしたんだ。」

 

とドーニーズボッヅではなくトーニースポッツが言った。

 

 

 

「ばい。すびばせん。」

 

とスカイポーが言うと立ち上がった。

 

 

 

 

 

訓練が始まった。ダプルポーはトーニースポッツと向き合った。

 

 

 

「よし、じゃあおれにかかってこい。」

 

と言われ、ダプルポーは考えた。

 

 

 

相手は自分よりはるかに身長が高い。そのまま飛びかかったのでは

 

はねのけられてしまう。

 

「自分のすばしっこさを生かすんだ。」

 

と指導者がいった。

 

そうだ、下から頭突きを食らわせれば体が小さくても大丈夫だ。

 

と思ってトーニースポッツへ向かって跳んだ。

 

しかし、相手はさっとよけて途中で止まってしまったダプルポーの上に飛び乗ってきた。

 

トーニースポッツが上から降りると

 

「考えたことはよかったが、何をしようとしていたのか目で分かった。」

 

と言われた。ダプルポーは悔しくて何度も練習をした。

 

 

 

 

 

4匹がキャンプに帰った頃にはもう夕方になっていた。

 

 

 

ダプルポーはスカイポーと帰り際に捕まえたハタネズミとリスを獲物置き場に置きに行った。

 

 

 

するとセサミテイルがこちらへやってきて

 

「一緒に食べないか?」

 

と言った。

 

ダプルポーとスカイポーは

 

「いいわよ。」

 

と言って一緒に食べ始めた。

 

 

 

 

 

セサミテイルは昨日戦士になったばっかりで、見習いのときからダプルポーとスカイポーと仲良しだ。

 

ダプルポーはセサミテイルがスカイポーに昔から好意をもっていることを知っていた。

 

 

 

 

 

3匹でしゃべりながら食事をすますとセサミテイルは戦士部屋に帰って行き、スカイポーと保育部屋の前を通ると子猫たちが遊んでいた。

 

「僕が族長役だよ!」

 

とティスルキットが言った。その他の子猫たちは戦士役をやっていた。

 

 

 

「ティスルキットは立派な戦士になりそうだわ。」

 

とスカイポーが言った。ダプルポーはうなずいた。

 

 

 

「そういえば1匹の子猫。えーっとスモールキットだっけ?もうじき見習いになるわ。」

 

とダプルポーが言った。

 

「そうだったわね!楽しみだわ。」

 

とスカイポーが言った。

 

 

 

 

 

2匹はそのまま見習い部屋にいき、横になった。

 

訓練をたくさんしたのでとても疲れていてすぐに眠りについた。