プロローグ
強い風が吹き、昼というのに黒い雲が空を覆っている。
あるケモノの一団は茂みのなかにひそみ襲撃のときを待っていた。
一団のリーダーが耳をピクッと動かすとそのケモノの一団は
もうひとつの一団に飛び掛った、、、
不意を付かれたもうひとつの一団は怯えた匂いを発しながらも
子供たちなどを逃がし勇敢に戦った。
各一団は激しく戦い合い
キャンプは血に染まった・・・・・・・
空がさらに暗くなり始め、各一団の数が次々と減っていく。
もう一つの一団のリーダーは自分の一団の数が減っているのに気づき
そばにある高い岩棚に上り一声鳴き退却の合図をした。
1匹になった一団のリーダーは周りに自分の一団がいないか確認し
高い岩だなに体当たりをして落石を起こした。
相手の一団は勝ち誇ったように声を上げていたが落石を見たとたん
恐怖の声にかわった。相手の一団は次々と岩につぶされてしまい、
半数が減った。。。
もう一つの一団のリーダーは相手の一団が逃げていくのをみて
声を上げようとした。
その時!
背後から相手の一団のリーダーが飛び掛り
もう一つの一団のリーダーを仰向けにし、
のどの辺りに鋭い爪をたてた。
もう一つの一団のリーダーはもがいたが
相手のほうがはるかに大きかった!!
「殺すなら殺せ! だが俺の一団にはもう手を出すな!!」
一団のリーダーはうなり叫んだ!
「ああ、そのつもりだ!この数じゃ 今回は 襲えないだろうよ!!
とにかくお前には死んでもらう!」
相手のリーダーは笑いながら、
言いのどに押し当ててある爪に力を入れた
「散々邪魔してきたお前がいなくなれば
この森は俺たち一族のものだ!」
「そして俺が支配し、 部族は滅びる!」
勝ち誇ったように声を張り上げ押さえつけてる相手を見下ろした。
もう一つの一団のリーダーはいきなりゆっくり目を閉じ、、、
かすかに笑いながらいった
「いや、滅びるのはお前だ。」
目を開け星の見えない雲のかかった空を見上げた。
雨が降りだした。
「おれは絶対に滅びない・・・!」
相手のリーダーは鋭い牙を光らせ
「この森は俺のものだ!!!!!」
そして、もうひとつの一団のリーダーの首に激しく噛み付いた。
もう一つの一団のリーダーは
最後の力を振り絞り・・
挑むような目で相手を見据え、静かに言った。
「俺の影がお前を滅ぼすだろう・・・」
すみません。。。^^;
更新が遅くなりましたwwww
文章がホントしょぼいですけどご了承くださいw
何か間違いとか、感想とか、わかりにくい表現がありましたら
ぜひ教えてもらえたらうれしいです ^^;;