プロローグ
夜空に星がきらめき、風が吹き抜ける。木々が茂る、さらにその上・・・。
青みがかった灰色の毛をした雌猫の不安そうな眼差しは青々とした森へ注がれている。
「悲劇がおこるわ。光と影が出会ってしまう・・」
「ブルースター・・・?」
三毛柄の雌猫が不安そうにブルースターと呼ばれた雌猫の瞳を覗き込み、ふうっと息をつく。
「心配したって仕方ないわ。ファイヤスターの・・・違うわね、森の猫たちの力を信じましょう。」
「スポッティドリーフ・・。いえ、今回ばかりは心配だわ。相手は「力を持つもの」、無茶よ。」
ブルースターはぐるりと周りを見渡し、反対側から森を見ている銀青色の雌猫に目を留める。
迷うように目を泳がせ、スポッティドリーフへと目を向ける。スポッティドリーフは何も言わず頷く。
「マリンソルト・・・。言いにくいのだけれど、・・。」
「わかってるわよ、ブルースター。私が適任だわ、この森の出身じゃないし。情が移らないものね。」
力強いエメラルドグリーンの瞳を向け、雲から飛び降りる。
「さようなら。行ってくる。」
「ああ、マリンソルト・・。どうか無事で。」
その日、その時、森の空から星が一つ消え去った。森の猫たちは眠る。幸せな明日を願いつつ。
その日、その時、その下で。
風が森を駆け抜ける。
♪~闇と光とその裏と。願いし部族とその先に。光りし夢は誰の夢・・・?~♪
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はいこんにちは。鵺です。わけわかりませんね!自分でもわかりませんからいいんです!!ww
まあまあのんびり書いていきたいと思います。本人こんなのなんで、どうなるかわかったもんじゃないですけどねっ!ww
では、また~♪